Karenのブログ

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【留学】研究留学って?【大学院生活】

かれんです。
昨日は理系学生にも留学ってできるの?という記事を更新しました。
この記事にも書いたように、
私は修士1年の10月から2月までメキシコへ研究留学をしていました。
とはいっても研究留学についてあまりイメージのわかない人もいるかもしれません。

なので今日は自身の経験をもとに研究留学とは?というテーマで書いていきます!

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私の留学

時期:修士1年10月〜修士1年2月
期間:4ヶ月半
場所:メキシコ合衆国メキシコシティ
内容:①VR Labに所属し研究 ②教授との週1回の授業 ③最後の1ヶ月のみインターン

なぜ研究留学? 

私の場合は、
・中学2年生からずっと留学に憧れていた
・経済的余裕はあまりない
・バイトもしているので時間的余裕もない
・語学留学の必要性は感じていなかった
という理由から、

“長期休暇を利用したインターン
あるいは
修士課程のうちに研究で留学をする”

というのがタイミング的にベストである、とずっと狙って来ました。とはいえ3度目の正直でようやくたどり着きました。

<1回目のチャレンジ>

時期:学部3年次夏休み
期間:1ヶ月半
場所:アメリカ合衆国西海岸
内容:エンジニアインターン
→元カレのアドバイス、経済面で断念

<2回目のチャレンジ>

時期:修士1年次9月〜
期間:6ヶ月半
場所:アメリカ合衆国西海岸
内容:研究
→大型奨学金「トビタテ留学JAPAN」の二次面接落ち、経済的な面で断念

という感じです。

なぜメキシコ?留学の内容は?

もともとは憧れの地であり、かつ、研究したい内容を扱う研究室のあったアメリカ西海岸に場所を絞っていました。とはいえアメリカの生活費は高いので、大型奨学金に落ちた時点で断念せざるを得ませんでした。それでもどうしても外に出たい!留学したい!という思いが強かったので、大学のプログラムを使ってメキシコに行くことにしました。(おかげで学費もいらないですし、日常生活において自分の出費はありませんでした)

留学先では、研究室に所属して研究をする、が最優先事項です。私もそうしながら、コーディングや英語の授業をとったり、現地の留学生コミュニティに属してみたり、インターンをしたりと忙しく過ごしていました。

私は、もともと日本の研究室で“触覚”をテーマに研究してたが、ずっと“視覚”にも関連していましたしかつ興味がありました。なので、メキシコではVR Labに所属し、自身のテーマを“視覚”面からフォーカスして研究をしていました。

実際メキシコの研究レベルは日本よりも低い分野が多いです。それでも同じ分野の研究室に所属して、自身の研究テーマを客観視し直すことができたのは大変良い機会でした。かつ驚いたのは、メキシコにいる学生の個人の技術レベルは大変高かったです。研究となると話は別かもしれませんが、技術力実践力に関しては自分よりもはるかにレベルの高い学生が多くいました。

周りの話や体験談を調べる限り多くの場合は、
・研究分野の中でトップを目指したい
・そこにしかない機械を使って研究したい

というパターンの場合に研究留学をすることが多いのかな?と思います。

私は教授の理解もあって大変特殊なパターンではあったかと思います。ただ研究留学に行って良かったことしかないので、研究のスキルやレベルには関係なく有意義なものにするかしないかは自分次第なのかなと思います。

語学は?

私は日常会話程度の英語はそこそこ自信がある状態で行きました。
メキシコに限って言えば、アカデミックな場所は基本的に英語が通じます。日本の教授や学生よりよっぽどできる印象です。できなくてもみんな積極的に話しますし、伝えようと努力していました。そのため大学内での最低限のコミュニケーションは問題ありませんでした。とはいえ細かい表現などには苦労しました...
その代わりメキシコの公用語スペイン語なので、プラスでスペイン語を覚え流必要がありました。最初は大変でしたが私は語学好きな人間なので、毎日語彙が増えてむしろ楽しんでいました。

研究留学は結構このパターン多いかなと思います。

 

以上、私の研究留学の体験談でした!
忙しい理系学生にもチャレンジしやすい点が研究留学の最大の良い点かなと思います。ぜひみなさんもチャレンジしてみてください!

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